ホームシアター迷光対策のまとめ

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先週の天井スピーカーの設置に続き、本日出窓の遮光カーテン設置終了にともない、約1ヶ月にわたって施工してきた母の元個室のシアタースペース化とそれに伴う迷光対策がほぼ終了した。

 

※ 画面上部左右にうっすらと天井スピーカーが見える。LINN CLASSIC UNIK (Black)で、艶消し黒モールで隠蔽配線してもらった。天井から降りる左右遮光カーテンも艶消し黒モールで統一してあり、それぞれのモールがお互い干渉しないよう施工されてある。

 

※ 部屋後方のベッド脇Blu-rayラック上部が出窓。ここの電動シャッターのモーターが壊れており、シャッターを手動で降ろしてもスリットから外光が入ってきていた。修理したら10万もかかるため、ここに右上にみえるように遮光カーテンを今回つけた。費用は約1/10に済んだ。

 

元々は一昨年亡くなった母の個室の遺品整理から始まった作業だったが、この部屋を私の仕事部屋兼寝室兼シアタースペースとして利用することとなり、シアターについてはあくまで趣味なので、自分が施工できないところをプロにお願いするスタンスで始めた。

 

※ 部屋後方の仕事スペース。ちょうど右サラウンドスピーカーの直下。Windowsはデュアルディスプレイで、MacBook Airはクラムシェルで使っている。Windows PCは会社からの貸与。Macは主に個人用でハイレゾ・プレイヤーとしても使用している。

 

まず、今回はプロジェクターの天吊りを最初から考えていたので、シアター機器類購入や隠蔽配線含むインストレーションは20年来利用しているAVAC秋葉原本店にお願いした。担当氏も20年来同じのS主任である。全幅の信頼をおいており、当初から機器類の選定もほぼ彼のアドバイスに従った(なんせこの趣味を3年間程お休みしていたので、完全に浦島太郎さんであった)。

 

また迷光対策については、天井高が2.7mと高いため、天井に関わる施工は素人には不可能と判断し、自分はスクリーン周囲の壁と床周り、エアコンの隠蔽を行うことにした(実はそれが悲劇の始まりであった訳だが)。それ以外の天井の遮光クロス貼りはうちの家を建てた大工の棟梁に紹介されたクロス屋さん、そして遮光カーテン取付に関する全体設計とスクリーン周辺生地の選定は、同じく大工に紹介されたリモデル神奈川にお願いし、インテリアコーディネーターが選任担当してくれた。

 

自分の施工分はリモデル神奈川経由購入したリリカラの生地(LC-25266)をスクリーン周辺に黒ビスで貼り付けたのと、楽天ショップを利用してハイミロン生地(No.12)とクロスを購入し、生地はエアコン隠蔽にクロスは床周りの一部に利用した。生地は基本的にメートル単位での購入になるので、余った長さは折り曲げて使い、裁断はしなかった(裁断した箇所がほつれ易いから)。

 

※ Amazonで購入した黒ビス。カーテン生地の壁取り付けに使用。

 

リリカラとハイミロンの生地比較だが、色は蛍光灯下ではハイミロンのほうが一際黒い。吸い込まれるような黒さだ。しかし、どちらも照明を落としプロジェクターの反射光を当ててみたりして比較したが、照明OFF時にはほとんど差がないことを生地サンプルで確認した。また、生地としてはリリカラのほうが柔らかく、カーテンに加工しやすいし、なんせ肌触りが良い。ハイミロンは生地が硬く、黒ビスがなかなか通らず、正直高所の取り付けで苦労した。カミさんにそれぞれの生地を触ってみてもらったところ、「ハイミロンをカーテンになんてナンセンス」と一笑にされた。

 

個人的見解だが、手がとどく範囲の壁や床は平面性が高いハイミロン、高所や遮光カーテンとして加工して使うなら、作業性のいいリリカラというのがふさわしいのではないだろうか。ちなみにリリカラのこの生地は劇場の幕やカーテンによく使われているそうであり、AVACのインストーラーたちもこの生地のことは知っていた。また、施工時に比較してもらったが、私と同じ印象であった。

 

実は悲劇というのは、自分の施工箇所については当初甘く考えており、実際にやってみると無理な姿勢での脚立上の長時間作業で脚の筋をおかしくしてしまった。プロの皆さんが作業時とんでもない物量の工具や道具を使っていたのに対して、口に黒ビスを加え、スピーカー位置をずらさないよう、脚立を立て、腕を上にずっとあげての脚立上における傾いての作業は、とても素人にはアクロバティックな作業であった(プロの皆さんはこんな無理な姿勢をとらないよう道具類を使っていた。部屋の空間を横断できる脚立橋を設置した業者もあった)。しかし、エアコンの隠蔽作業などどの業者にも頼める内容ではなく、そこで無理をしたのがいけなかった。元々脚が良くないのに、筋を痛めてしまい、一時杖をついて整形外科を受診したりしたが、それでも作業を中断しなかった。今は杖からは解放されたものの、まだ両膝に痛みを残したままである。歩くのに支障はないが屈んだりするのが辛い。高いところの作業はもうこりごりだ。やるのなら背の高い息子たちに協力を頼めばよかったと大反省。

 

最後に一点。AVACとリモデル神奈川は、ヒアリング後、すぐに2Dの施工プラン図を起こしてくれ、それをベースに頻繁にメールでやりとりをしながら作業打ち合わせをすることができ、非常に効率的だった。それに対して、クロス屋さんは天井半分のみ遮光クロスという小規模な作業だったためか、名刺のメアドにメールしても返信もなく、棟梁である大工に言ってもらわないと作業がいつになるのかさえはっきりと計画ができなかった。まだ残っている別室の小作業もあるのだが、お願いしたクロス・カタログもまだ来ず、それ以降まったく連絡がない。いつまた再開するのだろうか。AVACやリモデル神奈川はうちのような小規模な仕事にも一生懸命やってくれたので非常に感謝している。

 

その結果が下の動画で分かるように昼間でも暗黒を確保することができた(映画館の幕が開くように、うちではそれと逆の手順で上映を開始します。カミさんにiPhoneで撮ってもらいました)。つまり、迷光対策としては申し分ない出来なのだ。

 

 

追記)

 

当初、予定になかった老朽化していたリビングの掃き出し窓のロールカーテン(リビングシアター用)と出窓のカーテン、2F個室の出窓のカーテンもリモデル神奈川にお願いした。

 

※ リビングの電動スクリーン下のカーテン。ここは電動スクリーンが降りてくるので干渉しないようにロールカーテンを採用していたが、それでなくともカーテンとスクリーンとがお互い干渉しないということが担当のインテリアデザイナーの目利きで分かり、カーテン種類のみ決め、デザインはカミさんに自由に選んでもらった。カーテンによって部屋の雰囲気が大きく変わることを実感。リビング空間の空気すら変わった感じがするのは大袈裟だろうか。