沈黙 - サイレンス -

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【解説】

 

遠藤周作の小説『沈黙』を原作とし、マーティン・スコセッシが監督、ジェイ・コックスとスコセッシが脚本を務める。出演はアンドリュー・ガーフィールドリーアム・ニーソンアダム・ドライヴァー窪塚洋介浅野忠信イッセー尾形塚本晋也小松菜奈加瀬亮笈田ヨシら。日本ではKADOKAWAの配給で2017年1月21日公開。過激な拷問や処刑のシーンなどが多く、日本ではPG-12指定だが、アメリカではR指定。劇中ではBGMの音楽はほとんど流れない。(wiki)

 

【感想】

 

これもゲオのレンタルBlu-rayで観てから、一度の鑑賞ですまないと感じ、セルBlu-rayを買った作品。2時間40分の大作で、数あるスコセッシ作品のなかで「最後の誘惑」に次ぐキリスト教映画。江戸時代の長崎を舞台にキリシタン弾圧を描いた映画である。キリスト教系高校を卒業した長男や他の家族にも見ることを勧めた。原作小説を読んでいなくとも、キリスト教に関心ない方も、事前知識なしで見ることを勧めたい。

 

主人公であるロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ神父(アダム・ドラオバー)。彼らハリウッドの旬な若手俳優に、古老リーアム・ニーソン演じるフェレイラ神父。この3人以外は基本的に日本人役者(+中国系役者)。アンドリュー・ガーフィールドは同じ年に公開された戦争映画「ハクソー・リッジ」でも宗教がテーマで日本(沖縄)に縁がある役どころ。どちらかというと童顔の彼にシビアな現実をぶつけるサドな監督(メル・ギブソンとスコセッシ)との相性が非常にいい。

 

なお、ロケ地は日本ではなく台湾。17世紀の日本を今の日本で再現することが非常にコスト高だったためと言われる。

 

世界のスコセッシ監督が映画化した日本、そしてスコセッシ監督のライフワークなのだろう、「最後の誘惑」(1988)に続く神と信仰をテーマにした作品、個人的には今年見た映画ではベスト。

 

溝口監督の「雨月物語」にオマージュをささげた濃霧の中を船でこぐシーン等、この作品ほど4K UHD Blu-rayで観てみたいと思うシーンが多いのだが、残念ながらBlu-rayしかリリースされていない。

 

 

フェレイラ神父が「我らを軽蔑する者を愛せ」とロドリゴ神父に話すシーン。このシーンが頭から離れません。

 

 

 

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