アラビアのロレンス

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2012年に製作50周年を記念して初Blu-ray化された2枚組コレクターズ版。3枚組にCDもついた豪華版も発売された。Blu-ray発売の一報に興奮で旧ブログを綴ってます。

 

 

【感想】

 

「アラビアのロレンス」は私にとっては非常に特別な映画です。

 

記憶が正しければ、高校3年生(1982年)の春かその前年の冬にリバイバル上映があって、当時は池袋の名画座通いをしており、この映画を見るためにいつもは行かない渋谷の封切館で初めて観たと記憶しています(当然ながら当時はビデオなんてありません)。

 

そのときの衝撃はかなり大きく、砂漠の国や海外にロマンを感じ(今では死語かもしれませんが、「ロマン」としか表現できない漠然とした未知の国への憧れ)、また高校の友人の父親がエンジニアリング会社の通訳をやっていて、1年の大半はアラビア半島で働いて、日本には休暇で1ヶ月しか戻らないという話も聞いていて、青っ洟高校生の私は、漠然と「海外で仕事をしたい」という夢に憧れてしまったわけです。

 

卒業後の進路を写真の専門学校から外国語学部のある大学への進学に変えたのが、高校3年生の夏。担任の先生からは現役合格は絶対無理と言われていたものの、導火線に火が点いたダイナマイトのごとくがむしゃらに勉強して、第二志望の大学に合格(実際は外国語学部は難関で、当時まだ少数だった国際関係学部になりましたが)。大学卒業後は紆余曲折しながらも、日本企業の海外営業マンをやったり、外資系企業の日本支社で働いたり、たしかに海外で働く機会を得て、それなりに高校生のときの夢は実現しましたが、この映画の舞台となったアラビア半島に行く機会はありませんでした。

 

それが実現したのは、ずっと後になってからで、2010年に当時小1の次男坊の希望で旅行したアラブ首長国連邦(アブダビとドバイを観光)が初めてでした。そのときのことは旧ブログで綴っています。

 

若い時に自分の人生の進路を決めるきっかけになった映画といっても過言ではない「アラビアのロレンス」ですが、私自身も齢50を過ぎ、これから第三の人生をと考えている最中で、今回はロレンスの後半生に自分の人生を重ねることができ、また違った捉え方ができました。

 

故・淀川長治氏は、

 

四歳から映画を見てきて、何が勉強になったか。
キザですけど、愛ですね。次は勇気。次に誠実さ。

映画館は人間勉強の一番の教室だね。

 

という言葉を遺していますが、まさにこの映画は今でも私にとってはその通りだと思います。いまだに人生の勉強になります。映画に感謝ですね。

 

 

 

 

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