ラストエンペラー

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【感想】

 

2日目の長時間映画祭のタイトルは「ラストエンペラー」。2012年に購入したBlu-ray 3枚組だが、開封して視聴したのは今回初めて。劇場公開版(163分)より56分長いノーカット全長版(219分)を鑑賞。途中、インターミッションが入らないので、適宜休憩をとりながら観ました。

 

 

監督は永遠の問題作「ラストタンゴ・イン・パリ」が有名なイタリアの巨匠 ベルナルド・ベルトリッチ。彼の作品には「シャンドライの恋」のように異文化交流をテーマにした作品が目立ちますが、この作品も「シェルタリング・スカイ」や「リトル・ブッダ」と並ぶ「東洋3部作」と呼ばれている異文化ものです。今まで観たベルトリッチ監督作のなかでは(みんな長い!)、この作品が個人的には一番好きですね。

 

 

「ラストエンペラー」は中国最後の皇帝となった愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)の激動の生涯を描いた歴史超大作で、彼自身は善性の人間として描かれています。1987年度第60回アカデミー賞を作品賞・監督賞・撮影賞含む全9部門で受賞してます。特にアカデミー作曲賞を受賞した坂本龍一氏作曲のテーマ曲は映画史に残る素晴らしさだと思います。

 

 

歴史に翻弄され、家族も地位も名誉も全て失ってしまった主人公の溥儀ですが、唯一他人から奪うことができないものの象徴として、最後にある虫が登場します。これは幼いときに本人がある場所に隠したものですが、何十年も経てそれを解放してやります。自分が皇帝であり、紫禁城で暮らしていたという子供時代の「記憶」を隠し場所から取り出し、解放し、そして姿を消します。しかし、その記憶はいつまでも残り、このように映画でみることができた、ということなんでしょうね。

 

 

私自身はちょうど10年前の夏に仕事で北京を訪問した際に、休日に天安門広場や紫禁城を観光しました。とにかく非常に広大であったことは今でも記憶してます。当時世界最大の携帯電話メーカーであったノキアのデザインセンターが北京にあり、そこへ商材を売り込みに行ってたわけですが、そのノキアはそれから数年後経営破綻してしまいました。携帯からスマホというIT革命の歴史に翻弄されたノキアと紫禁城で生きた中国最後の皇帝溥儀の人生がオーバラップしてしまいます。

 

 

七人の侍

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【感想】

 

米クライテリオンのBlu-rayにて鑑賞。最初観たのは高校生のときに、老人施設などで映画を16mm映写機で上映する映写係のバイトのときだから、今まで何度観たか分からない映画であり、観るたびにいろいろと感じさせてくれる。ちょうど9年前も失業中に観て、勘兵衛の侍探しのシーンで、求職中の浪人に自分自身を重ねたものである。

 

勘兵衛に代表される黒澤明の描くリーダー像は、貧しくもモラルを重んじ、貴高く恥を知り、己よりも他を助けることを徳とする。それが本来の「侍」の本質なのだろう。そのリーダーに集う侍たちは勘兵衛の人となりに影響を受け、勝四郎や菊千代のように自身も人間的に成長していく。

 

逆説的に、リーダーに人徳なく悪辣で自己優先ならば、部下の人心は荒み、腐敗した組織となるのではないだろうか。ここ最近毎日のように新聞を賑わす日本を代表する会社らの愚行も、それら会社のリーダーたる会長や社長に人徳がないからだろう。下もそれに倣えだ。それもこれも、国のリーダーに人徳がないことが、つまり恥を知る「侍」ではなく、菊千代が言うところの「利己的なずるい」百姓(あくまでも菊千代の百姓像)だから、国民の人心が荒んでいっているのではないだろうか。

 

そんなことを思った七人の侍でした。

 

【本日の金言】

 

「人を守ってこそ自分も守れる。己の事ばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴だ!」(勘兵衛の台詞)

 

夏の長時間映画祭

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失業してはや2週間、いまだに離職票届かず、ハローワークに失業保険申請や国民年金保険料の特例免除申請できず。一方、求職は第一候補の会社の二次面接が今週の金曜日ということで、今月はおそらく仕事にありつくことはできないだろう。ということで、これをチャンスに、買ったはいいが今まで観るのをためらっていた長時間映画のソフトを一気に観ようと企てた次第である。

 

取り敢えず、3時間(180分)を超えることを条件にソフトを物色したところ、上の写真のようなタイトルが該当した。なかには観たものもあるが、観直してみるのも一興だろう。あと、先日購入した「ヒッチコック・ボックス」全15作品の合計2400分!これもこういう機会でないと一生見れんだろう。

 

【180分超え長時間映画】

 

七人の侍(207分)

ラストエンペラー・ノーカット全長版(219分)

アラビアのロレンス(227分)

Uボート・ディレクターズ・カット(208分)

JFK(206分)

ドクトルジバゴ(200分)

風と共に去りぬ(233分)

地獄の黙示録・特別完全版(196分)

パール・ハーバー(183分)

トロイ(196分)

バリーリンドン(184分)

十戒(232分)

キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット(194分)

砲艦サンパブロ(183分)

デューン/砂の惑星 TV放送長尺版(189分)

 

番外篇「ヒッチコック・ボックス」合計2400分

逃走迷路(109分)
疑惑の影(108分)
ロープ(80分)
裏窓(112分)
ハリーの災難(99分)
知りすぎていた男(120分)
めまい(128分)
サイコ(109分)
鳥(119分)
マーニー(130分)
引き裂かれたカーテン(127分)
トパーズ(125分)
フレンジー(116分)
ファミリー・プロット(120分)
泥棒成金(107分)

 

さーて、長時間映画マラソン、完走できるか。

 

追記 : あと、ベンハー(223分)忘れてた。

 

 

追記 2 :  「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(201分)も忘れてた。

 


 

「ゲームで変わる社会」を読んで

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本日の朝日朝刊の13面、オピニオン&フォーラム「ゲームで変わる社会」を読んで感じたこと、思い出したことを記録しておく。

 

私のゲームとの本格的なつきあいの始まりはPlaystationのバイオハザード2からで、そのとき受けた衝撃がその後外資系のゲーム半導体メーカー(一般的にはグラフィックス半導体メーカーとして知られていた)で働き始め、転籍したCPUメーカー含め約8年間、過酷な労働環境を逆に楽しく働いてきたモチベーションになっていた。

 

半導体メーカーで働き始めた当時は、現在19歳になる長男は生まれたばかりで、子供にゲームを禁止する世相が一般的ではあったが、「親が楽しんでやっていることを子供に禁止することは不自然」との考えから、子供の求めに応じてゲームはハードもソフトも欲しいものは買い与えていた。

 

長男もその後生まれた次男(現在15歳)も幼稚園の頃から他の遊びと同様にゲームに接していたし、最新のゲーム機が複数台揃っていて、家の中でLAN通信対戦ができる家だったことから、長男が友達らを呼び、ゲーム遊びをする溜まり場にもなっていた。

 

ただし、これでいいのかという問いは、ゲームをまったくやらない家内から、当然ながら起こり、そして私自身もゲームに興じて心身に影響はないのかという疑問というか恐れがあった。私は外資系半導体メーカーで働く前に通信機器メーカーで約11年間働いており、そのとき極度の過労によるストレスアウトで入院している。

 

当時、「ゲーム脳」なる理論(現状エセ科学と評価されている)を日大教授が喧伝し始めた時期でもあり、自分も趣味はゲームですというぐらいゲームをやり、子供達にも自由にゲームを許している環境はどうなんだろうか、という疑問が湧いてきたのである。

 

そのとき、ある2冊の本と出会い、自分の不安を氷解してくれた。

 

 

浜村弘一氏は老舗ゲーム雑誌「ファミ通」の編集長(当時)で、「ゲームばっかりしてなさい。」は自身と子供たちとのゲームを媒介とした親子関係を綴った本で、精神科医の香山リカ氏の「テレビゲームと癒し」は自身を含むゲームによる精神的な癒しについての体験記である。

 

この2冊の本を読んでから、ある意味安心感を覚え、特に自分自身にも子供達にも外圧に負けてゲームを忌避するようなことはしなかった。しかし、家内は今でもそうだがゲームには否定的である。

 

その後、私は両親の介護のため職を変え、第2の人生を早めに始め、ゲーム関連の仕事とは無縁になった。一昨年、母親の介護と看取りを終えて、11年間にわたった第2の人生もこの7月に終了させることにした。現在第3の人生を迎えるために就職活動中である。しかし、仕事や環境が変わろうが、プレイ時間の多寡はあれど、ずっとゲームに興じてきた。

 

長男は縁あってキリスト教牧師を養成する新潟の高校に進み、三年間寮生として新潟に単身住んだ。高校卒業後の進路として京都のプロテスタント系大学の推薦入学の可能性もあり、家内と京都まで学校見学に行ったが、結局新宿の4年制ゲーム専門学校に入学した。現在2年生であり、なんと今まで1日も学校を休んでいない。しかも自腹で秋葉原のプログラミングスクールまで通い卒業した。新潟の高校に在籍中の3年間の寮生活は、携帯、スマホ、パソコン、ゲーム機禁止の学校だった。唯一許されたのはウォークマンだけである。彼の場合は3年間まるっきりゲームとは無縁の生活をした。代わりに麻雀を覚えたようで、雀卓を持って帰ってきた。今は公私公認のゲーム三昧。

 

次男は小学校6年生のある時期から学校へ行かなくなり、現在中学3年生。その間何をやっていたかというと、傍目からは「モンスター・ストライク」とYouTubeであろう。しかし、最近目覚めた。それについては別記事に書いた。今、調理師を養成する高校(同時にN高校に入学)に願書をだしたばかりである。ゲームは趣味と割り切っている。

 

これだけ親子ともどもそれぞれの人生でゲームに費やしてきた時間は膨大であるのに、新聞で書いてあるところの「廃人」になったという自覚はない。

 

ある分野に人生の時間の一部または全部を没頭させてしまうのが「廃人」なのならば、私から見れば、スポーツ選手は皆、「廃人」なのではないか? 金になれば、それによって生活ができれば、「廃人」と謗(そし)られないですむのか?

 

今、e-sportsというものが世界的に勃興しているが、その選手たちはおそらく「廃人」とは呼ばれてないだろう。しかし、彼らも金を稼げなければ、周りから「廃人」と呼ばれたと思う。

 

 

 

 

私は個人的にはゲームは遊びであり、それに規範を絡めて競技化するのには反発を覚える。中川大地さんと同じ意見である。e-sportsは競技者も主催者も金と名誉欲がからんでおり、純粋な遊びとは次元が異なる。

 

遊びすら金や名誉欲に結びつけようとする卑しい考えにはついていけない。登山(ボルダリング含むクライミング)やスケボーなんかもそうだが、競技化したことにより、遊びの本質が歪められていると感じるがどうだろうか。遊びは遊びのままでいい。

女は二度決断する

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【解説】

 

ドイツ、ハンブルク。生粋のドイツ人のカティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚する。ヌーリは麻薬の売買をしていたが、足を洗い、真面目に働き、息子も生まれ、幸せな家庭を築いていた。 ある日、ヌーリの事務所の前で白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが犠牲になる。トルコ人同士のもめごとが原因ではないか?と警察は疑うが、移民街を狙ったドイツ人によるテロであることが判明する。突然愛する家族を奪われたカティヤ。憎悪と絶望の中、生きる気力を失いそうになりながら、カティヤはある決断をするのだった。(Filmarks)

 

【感想】

 

今までドイツ映画は両手で十分数えられるほどの本数しか見てきてないが、麻薬問題をテーマにした映画や眠くなるアート路線の映画という印象しかなかった。というわけで、この映画は見る前から正直全然期待していなかったのだが、なんとそれを大きく裏切る結果となった。最初から最後までスクリーンに釘付けになってしまうとは露にも思いませんでした。特に中盤の法廷劇はモダンで無機質な法廷での加害者側弁護士(のとても嫌な奴)との応酬なんかは非常に緊迫感がありました。

 

この映画に誘ってくれた友人のN氏(星新一でよくでてきますね)はドイツ語ペラペラですので、原題「Aus dem Nichts」の意味を聞いたところ、英語に直すと「Out of  Nothing」との事です。敢えて日本語に訳せば、「ゼロから(の出発)」でしょうか。世界配給はワーナーがやっており、英語圏での題名は「In the Fade」(敢えて日本語で訳せば「消えゆく中で」か)。

 

さて、邦題の「女は二度決断する」はラストのギリシャのあのシーンを指し示しています。もしこの映画がハリウッド映画ならば「女は一度のみ決断する」になっていただろうラストです。人によっては後味悪い「二度目の決断」ですが、私はそうはとりませんでした。もし、彼女が一度の決断だけであるならば、復讐の連鎖は続いただろうと思われます(だって、顔割れてますもんね。ギリシア右翼に)。それに対して二度目の決断内容は、その復讐の連鎖の可能性に自分で終止符を打ってしまいます。

 

中盤の法廷シーンで加害者の親がでてきますが、被害者である主人公はその親と気持ちを一つにする場面があります。愚かな息子を持った父親の哀れさに心を動かされたわけです。その父親の代りとして、ラストの決断は母親が子供と心中するのと同類の気持ちが働いたのではないかと推測します。一緒に逝こうと。

 

この映画はテロによる復讐の連鎖に辟易したヨーロッパ諸国人が辿り着いた「汝の敵を愛せよ」の境地を描いた映画であるような気がします。

 

ダンガル きつと、つよくなる

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【解説】

 

実話をもとに2人の娘をレスリングの世界で成功させるべく奮闘する父親を描き、本国インドのほか世界各国で大ヒットを記録した人間ドラマ。レスリングを愛する男。生活のため選手の道を諦めた彼は、いつか自分の息子を金メダリストにすることを夢見ながら道場で若手の指導に励む日々を送っていた。しかし生まれたのは4人連続で女の子。意気消沈した男は道場からも遠ざかってしまうが、ある日ケンカで男の子を打ち負かした長女と次女の格闘センスに希望を見出し、コーチとして2人を鍛えはじめる。町中の笑いものになっても意に介さず突き進もうとする父と、そんな父にささやかな抵抗を続ける娘たちだったが……。主演は「きっと、うまくいく」のアーミル・カーン。(映画.com)

 

【感想】

 

「きっと、うまくいく」が本当に大傑作でしたので、大いに期待して観に行きましたが、まったく期待を裏切らないこちらも大傑作でした。プロデューサーにアーミル・カーンが名を連ねており、主役だけでなく製作にも彼の才能がうまく発揮された感じです。涙と笑いの連続、そして緊迫感溢れるレスリングシーンと感動のつるべ落とし。同じインド映画のバーフバリも感動度ではさすがにこちらに負けたかな。

 

さて、レスリングを題材にした映画として思い出されるのは、ダーレン・アロノフスキー監督/ミッキー・ローク主演「レスラー」とスティーヴ・カレルとチャニング・テイタムの「フォックス・キャッチャー」があり、どちらも米国映画だが、病んだ精神や社会構造が背景にあり、感動はするものの、「ダンガル」とは質の異なる感動である。「ダンガル」はどちらかというと、成熟社会に達してない、日本で言えば昭和40年代を想起するような社会背景で、まだ「巨人の星」や「エースをねらえ」的なスポ根が通用する時代感に近く、サイコな登場人物や病んだ社会とは無縁であり、物語や感動が非常にストレートに心に響いてくる。

 

2000年代の日本映画も米国映画もやはりその時代の世相や社会を反映しており、どうしてもサイコパス的な要素が映画に入り込んでいる。どちらの国も老年期に入っていると思うが、老いと病気が無縁でないように、老いた国は病むのも当然なのだ。そういう意味で病とは無縁の若かりし頃の溌剌としたエネルギー溢れる映画を見るには、そういう若年成長期の国の映画を見るのが理にかなっていると「ダンガル」を観て思いを新たにした。

 

地球の老年期が終わり、映画「メッセージ」や「2001年宇宙の旅」のように、異星人により人類がリセットされ、幼年期が始まると良いのだが・・・(夢想。なんで「ダンガル」みてそう思うん?)。

甲信越ツーリング

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ワンちゃんとミニで甲信越ツーリングにでました。初日は山梨県・上野原市に泊まり、翌日は長野県上田市を起点に霊泉寺温泉共同浴場に行きました。明日は穂高で宿泊です。上田から小1、2時間の距離ですので、着いてから何をするかは着いてから考えようと思います。穂高の翌日はまだ考えていません。

 

 

今回のツーリングは現在進行中ですが、ワンちゃんとの絆がますます深まった感じがして、これが何よりのお土産になるかなと思っています。

 

追記 7/28): 一昨日戻りました。結局4泊5日のツーリングになりました。途中ワンちゃんの眼に何かが入り、目やにがひどくなってきたので、ツーリングを急遽中止し、神奈川のマイ・ドギー・ドクターへ駆け込みました。甲州も信州も異常な暑さで夕立も降らず、クルマでの移動を朝5時から遅くとも8時までとし、早めに目的地に着き、ワンちゃんとあちこちの渓谷や日本一のわさび農場、霊泉寺温泉の山々を散策しました。記録に移動の車中のビデオを貼っておきます。

 

※ 貼った動画が再生不可になったので削除しました。車中かけていた音楽の著作権がらみの問題によるものでしょう。

VR初体験

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子供たちからクーラーを部屋に入れてくれとの要望があり、早速近所のヤマダ電機に2台分買いに行ったのだが、一番最初に目に留まったのが、Nintendo SwitchとPlaystation VR。どちらも発売されてからずっと品薄で簡単に入手できないと思っていたのだが、どうやら解消されたのでしょうか、どちらもディスプレイされていました。Switchは長男が数日前に学校の帰り道に新宿ヨドバシで買った一台と次男坊に誕生日プレゼントで買ったNintendo Laboセットの計2台あり、私の方は念願のVRをエアコンのついでに手に入れました(やった〜!)。

 

さて、帰宅後、3台あるPS4(長男部屋、私の部屋、リビング)のうちにどれに繋げようかと迷いましたが、家族みんなで遊べそうな感じがしたので、リビングにあるPS4に繋げることにしました。VR最初の一本はファミ通殿堂入りの「V!勇者のくせになまいきだR」をチョイス。無料タイトルも早速ダウンロード。3D Blu-rayは定番の「アバター」を見てみることにしました。

 

 

Playstation VRの公式HPに「没入感を超えたまったく新しいゲームプレイ感覚」とことばで表現されてますが、

 

  『これは体験してみないとわからない!』

 

ほんとうにこのことば通りでした。正直その感動をどう表現していいのか分かりません。

 

あまりにも没入感と360度の仮想環境がすごいので笑いが止まらず、他の家族に順番にヘッドセットをかぶってもらい体験してもらいました。

 

カミさんはゲーム初心者。PS4コントローラを握るのも初。笑いがとまらないようで、私と同じ感覚だったのでしょう。人は自分の理解を超えたことを体験すると笑ってしまうようです。

 

多少難があるとすれば、接続や初期設定を含めたセッテイングの複雑さ(ケーブルが多い!)、ヘッドセットをかぶるたびに物理的調整が必要なこと(スコープやヘッドマウントの微調整等)、ヘッドセットをかぶるとVR世界以外のリアルな視界が一切オミットされてしまうこと(仮にプレイ中、隣にソリッド・スネークがしのびこんでいても気がつかないだろう)、重いから長時間は無理で首が痛くなるし、あと暑い(エアコン必須。それでも接している肌や髪の毛は終わると汗ぐっしょ)、等マイナス面が多々ありますが、そんなこと全てをふっとばしてしまうほど、Plationstion VRがつくる360度視界のVR世界はすごい。すごい、としか表現できません。

 

学校から帰って来たばかりの長男坊。ゲーム学校の生徒なのでVRは既に経験済み。ヘッドセットもさまになっています。

 

「アバター」3DのほうはDLA-X990Rで見る方が没入感・3D感含め圧倒的にクオリティが高いですが、VRだと目の前にまるでシネコン並の巨大スクリーンで鑑賞する感じになりますので、これはこれで価値ありで、安価に3D映画再生環境を整えることができます(PS4 + PS VR + TVがあれば良いから10万円以下か)。

 

結論:Playstation VRは久々に感動したゲーム機!!(正確にはゲーム周辺機器)

   ゲームのプレイ文法を根底から変えたゲーム機DSやWii以来の感動

   ゲームだけでない技術的革新性を体感。これって、ミライの未来?

 

これで、我が家族は、レディ・プレイヤー・ワンの仲間入りできますね!!

三つの隠された謎を解きにオアシスへ飛び込もう!!

 

 

追伸:VR専用のプレイ環境をつくるため、さらにPS4を1台と小型LCDモニター(10インチ/1080p対応)を足し、PS4本体はシアターのAVラック上面に設置した。モニターは補助的な位置付けなので可搬できるものとしたが、ソフトのなかにはAtmos対応のもある。その場合はアンプに繋げ、シアターのスピーカー環境を使えば良い。その場合の補助モニターはDLA-X990Rとなる。しかしながら、VRの場合の主たるモニターは当然ながらPlationstaion VRだ。VRゲームは他に「リグス マシン・コンバット・リーグ」「バイオハザード 7 Gold Edition Grotesque Ver.」を購入。「リグス」は強化ロボットに乗り込み、専用アリーナでロボット・バトルを体感する。これも首が痛くなるが、今後のゲーム技術の未来を感じる。映画「レディ・プレイヤー・ワン」並みのヘッドディスプレイが今に開発されたら、あの映画は現実になるような気がする。なお、アダルトVRは興味なくともどんなものか、一度はぜひ体感すべき。革新的な技術にほんと驚いた。

 

 

 

 

 

 

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

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【解説】

 

SWシリーズ屈指の人気キャラクターであるにもかかわらず、ダース・ベイダーやルーク・スカイウォーカーのように特別な力(フォース)を持つわけではない。だが、予測不可能な大胆さで、あらゆる世代を魅了し続ける男、ハン・ソロ。その“若き日々”を演じるのは誰か――全世界注目の中、この大役を勝ち得たのは、コーエン兄弟の「ヘイル、シーザー!」で脚光を浴びた新星オールデン・エアエンライク。さらに、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのアカデミー賞®監督ロン・ハワードも参画し話題沸騰!今年1番の話題作に、いやがうえにも期待は高まる! 時代を超えて愛され続ける<永遠のヒーロー>の条件とは…?世界はまもなく、その答えを知る。(公式HP

 

【感想】

 

映画好きなら監督のロン・ハワードの名前を知らないという人はいないだろう。彼のフィルモグラフィは、wikiによると以下のように膨大かつ名作揃いである。

 

 

実はハリウッドの巨匠のひとり、ロン・ハワードが本作を監督することになったのは、元々監督・撮影していた人間が制作のルーカス・フィルムと意見対立して降板してしまい、その後任として監督に大抜擢されたという経緯がある。しかも前任者が撮影していた大部分を再撮影するまで徹底的に作り直しをしたのである。

 

それで、つまらない、なんてことがある訳がない。数あるシリーズ作品のなかで個人的にはベスト。これを見ずしてこの夏を越えてはならないというSW映画好きにはマスト・ウォッチな作品である。

 

全キャラクタが魅力的でそれを文章にしたらきりがなくなりそうなので、今回新たに登場したキャラクターのうち、個人的に惚れた二人を紹介してこの記事を締めくくるとしよう。その二人とはエミリア・クラーク演じるキーラと??が演じるエンフィス・ネストである。

 

エミリア・クラークはターミネーター新起動ジェネシスでサラ・コナーを演じてた娘だ。若きハン・ソロの仲間であったのだが・・・。

 

悪名高いスウープ・ギャングを率いるエンフィス・ネスト。銀河の犯罪シンジケート クリムゾーン・ドーンを敵対視している。

 

左からチューバッカ、ハン・ソロ、ランド・カルリジアン、キーラ

 

                                                                                                                                                                                                                                                                          

JVC DLA-X990R 最適な映像設定とは

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6月26日のブログで「2Kプロジェクタで観たときにそれなりに画質がよかったと記憶している作品の一部なのか全部なのか分からないが、おそらく一部だと思うが、4Kプロジェクタで綺麗に見えない。「恋に落ちたシェークスピア」(BD)がそうで画質調整をいろいろ試してみたがうまく行かず、時間かかりそうなので途中で見るのを断念した。」と書いたのだけれど、なんとホームシアター・ショップAVACの担当者が拙ブログを見ていたくれたようで、2Kソースの画質設定についてアドバイスのメールを頂きました。お許しを得て、以下に引用します。

 

 

ブログを久しぶりに拝見させて頂きまして、2Kソースの調整でお悩み中のような感じでしたのでメールさせて頂きました。

 

昔の作品は画作りが今と全然違いますので、今のプロジェクターを昔の世代に近づけていった方がやり易いかと思います。特にデフォルトの設定は基本的に今風の画作りになっておりますのでシネマモードでも鮮やかな感じになってしまいます。

 

まず、今のプロジェクターは明るいので、明るさを抑えてあげた方が昔のイメージに近くなります。アパ―チャーの設定のところで手動(固定)モードにしてアパ―チャー設定を-10前後まで下げます。

 

あと、MPCの設定ですがモードは2Kでも4Kモードでも大した変わりませんのでどちらでも特に問題はありません。

 

エンハンスとスムージングの設定がデフォルトは4Kらしさがわかりやすいようにきつめの設定で昔のフィルム世代のソースは輪郭がきつくノイズが目立ちやすくなってしまいます。エンハンスは3以下で、スムージングは0か1で十分です。※4Kソースでもこれぐらいでokです。

 

色の濃さはランプの状態が良い間は少し下げても大丈夫かもしれません。

 

大きなところはそれぐらいで、あとはお好みでガンマのところを少しいじるぐらいです。

 

上記の調整を「User1」とかにメモリーを作っておけば、古い2Kソースを見る時は一発で呼び出せます。

 

古いソースはPJ側がいかに落ち着いた画作りかで、だいぶ印象は変わりますので上記を参考にしてみて下さい。

 

ありがとうございます!

 

早速アドバイス頂いた内容でプロジェクターDLA-X990Rの映像設定を調整してみました。画質設定用には主に最近見たBlu-rayソフトを使ってみました。どんな映像だったか、まだ記憶に残ってますからね。

 

レンスアパーチャーを手動にし、−10程度にする

 

エンハンスは3以下、スムージングは0か1

 

色の濃さと色温度を微調整する。迷光対策ができてる環境なら、色温度は6500Kを平均値としてみて調整する

 

問題にしていた「恋に落ちたシェークスピア」ですが、レンスアパーチャーを変えた途端、絵がガラリと変わり、残りの設定をいじると、おお、昔懐かし美しき映像になってきたではありませんか!まるで絵が変わってしまいました。

 

あとはこの設定を基本にフィルム素材の場合、ソフト毎にガンマを調整すれば良さそうです。ビデオ素材もこの調整をベースに設定してみます!

 

本当にありがとございました!

 

 

以下、ソースによる設定をまとめます。

 

【ライブやゲーム、アニメ系】

 

ナチュラルモードを基本とし、明るさをどれぐらいとるか(アパーチャーの光量)をどこまで取るかで合わせていくとやり易い。

 

【MPCの設定他】

 

X990Rのデフォルト設定だと、古い映画ソフトなどはフィルム・グレインノイズが目立ち易くなります。そこでMPCの設定で輪郭が強調されてしまう部分を抑えてあげたほうが、絵が少し柔らかくなりちょうどいい感じになります。ただし、最新の映画ソフトならMPCはデフォルト値でもいいかもしれません。ノイズリダクションは入れすぎると細かい情報が正確でなくなってしまうので、多少見るソースによって微調整をしたほうがいい。

 

【DVD】

 

4Kの約1/16の情報量しかないDVD(480p)はどのような設定がいいのか。ある程度の割り切りが必要ですが、まずプレイヤー側で1080pで出力してあげて、アパーチャーは抑え気味に設定、MPCの設定も1か2ぐらいにしておきます。そして、e-shiftをOFFにしてノーマル2Kとして扱います。もともと情報量が少ないものを無理やりアップコンバートしてもソフトなタッチの映像にしかなりません。余計な映像処理回路を使わずに2Kにとどめておいたほうが、フォーカス感が損なわれないという結果です。

 

【モノクロ映画】

 

2Kソースのモノクロ映画は基本的に色温度6500で赤や緑っぽくなっていないかを確認して微調整をするといい。また、明るさの項目だけ1か2下げてもいい。

 

【4K UHD BD】

 

4K UHD Blu-rayはデフォルトでもいいが、たまに観辛いシーンがある。これはX990Rが暗部階調をギリギリ出すようにデフォルトをもってきているからで、当然ソフトによっては観難いシーンがでてくる。ITなんかはまさにその代表例だ。この場合、ガンマ設定で暗部補正を上げていくと階調感が出てきます。3前後上げても、ガンマカーブが変更するだけで、黒が浮いてしまうという感じにはならないので、明るさをいじらずにガンマだけいじる方法がベストという結果です(通常、2〜5ぐらい上げておいても問題なし)。

 

【3D BD】

 

3Dはデフォルトのままでよさそうです。

 

 

結論 : JVC-X990Rは、いじればいじるほど潜在的な能力を発揮する底なしのプロジェクターということがわかって来ました。問題はその機械を使いこなせるか、またその機械が120%力を発揮できる環境(例えば迷光対策)を整備できるか、ということだと思います。クルマでも同じですがモデルチェンジしたからといって、ただ新しくなれば良くなるとは限りません。名車はひっそりと生まれ、そしてモデルチェンジされ市場から消えていきます。しかし、価値が分かり、乗りこなせるドライバーは決して買い替えはしません。「名車を名車に育てる」必要があると知っているからです。プロジェクターも一緒でしょう。少なくとも、JVC X990Rはそういった名車=銘機の一台ではないかと思います。育てがいがあるプロジェクターがウチにきてくれました。あらためて、Welcomeと暖かく迎えてあげたい。全幅の信頼を置いている長年のAVACの担当者が真っ先におすすめした機種でした。当初は別の機種で発注してたものを彼の進言でキャンセルして本当に良かったです。